わたしのドルチェ・ヴィータことSさんには今日はお会いできませんでした。ちぇっ。新公観るって昨日言ってたのにな〜。席位置聞いたのに、きれいさっぱり忘れる私の脳ってば・・・。
はっ。こうやって翻弄されてるのかっ?(話引っ張りすぎ)
☆
客席のケロちゃんは白くて(肌も服も)さわやかさんで気ぃ遣いさんでした。
☆
新公の感想ですか?
みなみちゃんすごい。みなみちゃんすごいよ。みなみちゃんみなみちゃんみなみちゃーん!(絶叫)
☆
みなみちゃん絶叫だけで結構満足しちゃった。
でも折角観にいったし、なんだかすぐ忘れちゃいそうなんで書いておこう。
☆
普段、私は新公はほとんど観にいきません。いつ以来だ?大海賊かな?
この公演に限っては、全てのイベントに参加したくて(そんな理由で?)行ってきました。
新公の楽しみ方が、よくわからないのです。
だって、ヘタなんだもん。(そんなミもフタもない・・・)
私は、完成品が好きです。用意されたものを食べるだけ。アナタ作る人、ボク食べる人。作るほうにはあんまり興味ないのです。
ケロちゃんにしても、昔から知らないではなかったのにハマったのは研10過ぎてから。
人様が育てたものをおいしくいただいております。育ててる方はきっと育てるのがお好きなんでしょうからまあいいだろうと勝手に思ってます。すみません。
というわけで、私にとって新公は「本役さんはこういうところが上手いんだなぁ」と確認する場になることが多いです。
今回も、まあ、そうでした。
ただし、みなみちゃんを除く。そうか、こういうことがあるから新公は楽しいのかもしれないな。
☆
開演前、上手ブロックの10列あたりが何列か並んで空席。お約束の上級生席ですね。
開演直前に1列に並んで入ってくる。
並んで客席の階段をおりていくケロちゃんの前が星原さんで「はて?どういう順だ?」と思ったら、座ったときにちゃんと上級生順になるようになってるのだ。つまり星原さんは上級生席の中で1列目の一番通路寄り、ケロちゃんは2列目の一番奥なのでそういうことになる。すごい。そこまで考えてロビーで整列してから来るんだ。
ケロちゃんは客席のお知り合いか誰かに声をかけられたらしく、歩きながらにこやかに対応していた。開演直前なんだから知り合いの人も声かけないでさっさと行かせてあげれば良いのになぁ。
☆
玄宗は若くて、長年皇帝やってる人には見えない。れおん君って声高いのね。
皇太子(それじゃ本人の本役だ)とか即位したばっかりで皇帝って何するのかわかってなくて仕事したくなーいって言ってる人、に見えた。
でも、それが良かったと思う。
我がままにやってきた若者が楊貴妃の死の場面でやっと皇帝という地位の重さに気付く、という感じに見えるから、バカ殿っぽくなくて好感度が高い。
あの有名なバカ台詞「お前達にも責任が」さえ、若さゆえの言い過ぎに聞こえるし、またこんな若い皇帝なら補佐役に責任がある部分もあろう、と納得できてしまって。
好感度高いのは楊貴妃に色気が少ないおかげでもあって、「色ボケ」には見えない。かといって「恋」度もそんなに高くないように見えたけど。
楊貴妃は楊貴妃じゃなくて普通の女の子。緑野師匠がムラ公演のときに書かれてたとおり。
まあ柄違いは配役発表からわかってた話なわけで。
私の印象に残ったのは「心情がわかりすぎても良くないんだな〜」ということ。観ながら「これは演技が上手い、っていうんだろうか、ヘタ、っていうんだろうか」と考え込んでしまった。
かなり細かい芝居をしていた。表情がよく変わって。だから、観てる側に彼女の気持ちがよくわかる。
っていうのは、本来良いことのはず・・・だよね?
なのに、そのことによって、どんどん楊貴妃に見えなくなって。普通の女の子になっていって。
檀ちゃん貴妃は何考えてるのかよくわからないし、身分も高いんだか低いんだかよくわからない。ただひたすら、「楊貴妃」です、美人です、色っぽいです、という存在だけを主張してて、そのことによって伝説の人物っぽくなって、大仰な物語に似つかわしく「まさに楊貴妃!」という説得力になってるらしい、ということがわかった。
んー、やっぱり大芝居は下級生には難しいのかな〜(と思ってたらみなみちゃんにひっくり返されたわけだが)
ありがちな考えだろうけど、ウメちゃんには現代物のほうが合いそうだよ。
えーっと。何だかめんどくさくなってきた。大体師匠のムラ感想と同じだし。やっぱりあまり新公には興味ないみたい。
みなみちゃんですか?
高貴の姫で、きれいで、人生が見えて、愛が見えました。彼女が登場すると場がいきなり宮廷になりました。うますぎて浮いてたと言っても良いほどでした。
(私には玄宗よりも位が高そうに見えてしまったが。でも玄宗への愛が見えたから物語をこわしてはいないと思う)
檀楊貴妃に対するみなみ梅妃だったらどうなってたんだろう。あの梅妃の役作りは相手が身分の低いウメ貴妃だったからこそのものだと思うのだが。
そういうバランスという意味では、みなみ梅妃のおとりまき妃の一人(きんさんの役)であるひよりちゃんの芝居が身分高そうじゃなかったのがつらかった。意地悪な感じはよく出てたんだけどね〜。あの梅妃ならとりまきも女官もみんな気位と品が必要だと思うのだけど、下品とはいわないが近所のおばちゃんの意地悪さになってて。本役のきんさんはやりすぎる印象が強い人だが、そこら辺ぎりぎりのところで貴族らしさはちゃんとあるんだとわかった。
みらんちゃん(わたし的には「ももちゃん」なのだが、この前ももちゃんがももちゃんがと騒いでいたら緑野師匠はモモカ嬢のことだと思われたらしく全く話が通じていなかった。みらんちゃんが「ももこ」などという古風かつオトメな名前なのはあまり知られていないんだろうか)は男らしくてうまくてきれいでかっこよくて、でも期待したほど印象に残らなかった。好きなんだけどな。
安禄山って案外出番と出番の間空いてるんだな〜と思った。
踊るところは説得力(その後の陳玄礼のセリフの。笑)あったけど。
ゆかりちゃんは美しかった。無駄に(笑)。いや無駄でもないか。黒いお衣装のところ、美貌ゆえに何か企んでるように見えた。美人は得じゃのう。でもCSで見たムラ映像のほうがお化粧きれいだったような気がする。師匠が書かれていた総髪時の美しさを観にいったんだけど(笑)期待しすぎたのか、美しいには美しいけどそれほどでもなかった。私はウメ楊貴妃のほうが好み。(その二者択一なの?)
利助ちゃん(いいのかその呼び名で)は・・・・どうなんだろう。これも柄違いなんだろうな。一生懸命さが前面に出てて、それはそれで若い武人の感じでよかったけど楊国忠との場面がちぐはぐな印象。
立ち回りはどこがどう変わってたのか、いつもぼーっと観てる私には判然としなかったがやたらと派手にかっこよくなっていた。本公演でもこのくらいやってくれないかな。
☆
隣の人の首が途中ずっと下を向いているので隠し撮りでもしてるのかと思ったら単に寝ていたようだった。新公ですら寝てしまうんだな。さすがは花舞う長安だ。
☆
12月7日、っていう日付、何かひっかかるなぁと思ったら巌流の初日だ。あれから1年。こんなことになってるとは(色んな意味で)。
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19。
はっ。こうやって翻弄されてるのかっ?(話引っ張りすぎ)
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客席のケロちゃんは白くて(肌も服も)さわやかさんで気ぃ遣いさんでした。
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新公の感想ですか?
みなみちゃんすごい。みなみちゃんすごいよ。みなみちゃんみなみちゃんみなみちゃーん!(絶叫)
☆
みなみちゃん絶叫だけで結構満足しちゃった。
でも折角観にいったし、なんだかすぐ忘れちゃいそうなんで書いておこう。
☆
普段、私は新公はほとんど観にいきません。いつ以来だ?大海賊かな?
この公演に限っては、全てのイベントに参加したくて(そんな理由で?)行ってきました。
新公の楽しみ方が、よくわからないのです。
だって、ヘタなんだもん。(そんなミもフタもない・・・)
私は、完成品が好きです。用意されたものを食べるだけ。アナタ作る人、ボク食べる人。作るほうにはあんまり興味ないのです。
ケロちゃんにしても、昔から知らないではなかったのにハマったのは研10過ぎてから。
人様が育てたものをおいしくいただいております。育ててる方はきっと育てるのがお好きなんでしょうからまあいいだろうと勝手に思ってます。すみません。
というわけで、私にとって新公は「本役さんはこういうところが上手いんだなぁ」と確認する場になることが多いです。
今回も、まあ、そうでした。
ただし、みなみちゃんを除く。そうか、こういうことがあるから新公は楽しいのかもしれないな。
☆
開演前、上手ブロックの10列あたりが何列か並んで空席。お約束の上級生席ですね。
開演直前に1列に並んで入ってくる。
並んで客席の階段をおりていくケロちゃんの前が星原さんで「はて?どういう順だ?」と思ったら、座ったときにちゃんと上級生順になるようになってるのだ。つまり星原さんは上級生席の中で1列目の一番通路寄り、ケロちゃんは2列目の一番奥なのでそういうことになる。すごい。そこまで考えてロビーで整列してから来るんだ。
ケロちゃんは客席のお知り合いか誰かに声をかけられたらしく、歩きながらにこやかに対応していた。開演直前なんだから知り合いの人も声かけないでさっさと行かせてあげれば良いのになぁ。
☆
玄宗は若くて、長年皇帝やってる人には見えない。れおん君って声高いのね。
皇太子(それじゃ本人の本役だ)とか即位したばっかりで皇帝って何するのかわかってなくて仕事したくなーいって言ってる人、に見えた。
でも、それが良かったと思う。
我がままにやってきた若者が楊貴妃の死の場面でやっと皇帝という地位の重さに気付く、という感じに見えるから、バカ殿っぽくなくて好感度が高い。
あの有名なバカ台詞「お前達にも責任が」さえ、若さゆえの言い過ぎに聞こえるし、またこんな若い皇帝なら補佐役に責任がある部分もあろう、と納得できてしまって。
好感度高いのは楊貴妃に色気が少ないおかげでもあって、「色ボケ」には見えない。かといって「恋」度もそんなに高くないように見えたけど。
楊貴妃は楊貴妃じゃなくて普通の女の子。緑野師匠がムラ公演のときに書かれてたとおり。
まあ柄違いは配役発表からわかってた話なわけで。
私の印象に残ったのは「心情がわかりすぎても良くないんだな〜」ということ。観ながら「これは演技が上手い、っていうんだろうか、ヘタ、っていうんだろうか」と考え込んでしまった。
かなり細かい芝居をしていた。表情がよく変わって。だから、観てる側に彼女の気持ちがよくわかる。
っていうのは、本来良いことのはず・・・だよね?
なのに、そのことによって、どんどん楊貴妃に見えなくなって。普通の女の子になっていって。
檀ちゃん貴妃は何考えてるのかよくわからないし、身分も高いんだか低いんだかよくわからない。ただひたすら、「楊貴妃」です、美人です、色っぽいです、という存在だけを主張してて、そのことによって伝説の人物っぽくなって、大仰な物語に似つかわしく「まさに楊貴妃!」という説得力になってるらしい、ということがわかった。
んー、やっぱり大芝居は下級生には難しいのかな〜(と思ってたらみなみちゃんにひっくり返されたわけだが)
ありがちな考えだろうけど、ウメちゃんには現代物のほうが合いそうだよ。
えーっと。何だかめんどくさくなってきた。大体師匠のムラ感想と同じだし。やっぱりあまり新公には興味ないみたい。
みなみちゃんですか?
高貴の姫で、きれいで、人生が見えて、愛が見えました。彼女が登場すると場がいきなり宮廷になりました。うますぎて浮いてたと言っても良いほどでした。
(私には玄宗よりも位が高そうに見えてしまったが。でも玄宗への愛が見えたから物語をこわしてはいないと思う)
檀楊貴妃に対するみなみ梅妃だったらどうなってたんだろう。あの梅妃の役作りは相手が身分の低いウメ貴妃だったからこそのものだと思うのだが。
そういうバランスという意味では、みなみ梅妃のおとりまき妃の一人(きんさんの役)であるひよりちゃんの芝居が身分高そうじゃなかったのがつらかった。意地悪な感じはよく出てたんだけどね〜。あの梅妃ならとりまきも女官もみんな気位と品が必要だと思うのだけど、下品とはいわないが近所のおばちゃんの意地悪さになってて。本役のきんさんはやりすぎる印象が強い人だが、そこら辺ぎりぎりのところで貴族らしさはちゃんとあるんだとわかった。
みらんちゃん(わたし的には「ももちゃん」なのだが、この前ももちゃんがももちゃんがと騒いでいたら緑野師匠はモモカ嬢のことだと思われたらしく全く話が通じていなかった。みらんちゃんが「ももこ」などという古風かつオトメな名前なのはあまり知られていないんだろうか)は男らしくてうまくてきれいでかっこよくて、でも期待したほど印象に残らなかった。好きなんだけどな。
安禄山って案外出番と出番の間空いてるんだな〜と思った。
踊るところは説得力(その後の陳玄礼のセリフの。笑)あったけど。
ゆかりちゃんは美しかった。無駄に(笑)。いや無駄でもないか。黒いお衣装のところ、美貌ゆえに何か企んでるように見えた。美人は得じゃのう。でもCSで見たムラ映像のほうがお化粧きれいだったような気がする。師匠が書かれていた総髪時の美しさを観にいったんだけど(笑)期待しすぎたのか、美しいには美しいけどそれほどでもなかった。私はウメ楊貴妃のほうが好み。(その二者択一なの?)
利助ちゃん(いいのかその呼び名で)は・・・・どうなんだろう。これも柄違いなんだろうな。一生懸命さが前面に出てて、それはそれで若い武人の感じでよかったけど楊国忠との場面がちぐはぐな印象。
立ち回りはどこがどう変わってたのか、いつもぼーっと観てる私には判然としなかったがやたらと派手にかっこよくなっていた。本公演でもこのくらいやってくれないかな。
☆
隣の人の首が途中ずっと下を向いているので隠し撮りでもしてるのかと思ったら単に寝ていたようだった。新公ですら寝てしまうんだな。さすがは花舞う長安だ。
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12月7日、っていう日付、何かひっかかるなぁと思ったら巌流の初日だ。あれから1年。こんなことになってるとは(色んな意味で)。
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