トークショー1回目の話、続き。

千秋楽の話の中で、退団者は配りものとか挨拶まわりとかが多くて大変、という話になり、司会者さんの「退団公演って退団者のかたは大抵痩せられますものね」というような振りに対し、「体重は量ってなかったからよく分からないけど自分は別に痩せなかったように思う」という主旨の発言があって。舞台だけでもわかるくらい初日からどんどん細くなっていってたのに。そんな自覚すら持てないほど大変だったのか。ぎりぎりだったのか。涙が出そうになった。

トウコちゃんの話はどういう流れで出たんだったか。千秋楽の話かな。2回目とあわせて結果的にトウコちゃんの話中心になり、司会者さんはケロトウ推奨なのかっ?!と師匠と盛り上がったけど(そして本当にそうかもしれないけど。笑)司会者さん的には「宝塚における、同期のきずな」の話が好きなのかな、と思った。
ケロちゃんとみっこさんの、退団に当たっての一番の心配事は瞳子ちゃんとエンディーを置いていくことだったと。王家の集合日前には「ちゃんと二人で時間とか確認するんだよ」とメールした、と。すごいな。退団してなお世話焼いてるんだ。でもそんなことも段々減っていくのかな、と勝手に思ったり。

「自分を花に例えると薔薇」は、私も意外だった。薔薇か。「好きな花だから」って言ってたけど。「好きな花」と「自分を例えれば」って話は全然違うだろう。魔法使いの弟子さんのブログを読ませていただいて、なるほどなぁ、そういう薔薇ならイメージかも、とは思いますが本人はごく一般的な「お花屋さんの薔薇」をイメージしてそうだよなぁ。
それにその前の、「かすみそう、と言いたいところですが」にも、ヲトメだなぁ、とややウケ。言いたいのか、かすみそうって。かすみそうイメージの女の子への憧れ、まだあるんだ。まあムラ楽であのお花持った人だもんな。
かといって汐美真帆を例えると何の花だろう、というと私は今ひとつわからないのですが。質問者の方が問い返されて答えていた「ひまわり」もなんか違う気がしたし。カラーとか、すっとした花かなぁ、とかぼんやり考えていた。13時の回終了後師匠・サトリさんと話していて、どちらが言い出されたのか忘れたが「梅」というのが気に入った。梅って地味派手っていうか色っぽいのに清廉な感じで。

「言いたいところですが」が出てきたのはもう一箇所。これは質問コーナーじゃなかったけど「汐美真帆さんに賞をあげるとしたら?」に対して「努力賞、と言いたいところだけど、楽しかったで賞」と。何で努力賞って言ってあげないんだろう。いいじゃん努力賞。堂々と言っていいと思うんだけど。でも点数をつけるとしたら200点満点だって。

ああ、あと、生まれ変わってもタカラジェンヌになりたいか、という質問への答えがNOだった。
本当に完全燃焼したから、もういい、と。

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書いてるとキリがない。まとめるというのは難しいものですね。

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13時50分ごろだろうか、1回目終了。
こちらは場所取りからずっと立ってたのでぐったり。2回目参加者の集合時間である14時20分まで、あんまり時間ないけどデパート内の休憩所みたいなところで座って休憩。

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さあ、最後のトークショーが始まる。
整理券の番号順に並ばされ、会場内へ。会場内は自由席。なんとか見安そうな席を確保できた。床がフラットだから、前の人の座高がいちばんのポイント(笑)。

開始を待つ間、妙な緊張感が漂いつつ、でもさすがは徹夜〜始発組ばかりの会場内、相互の知り合い率が高いようで13時の回よりはざわついていたように思う。
どこからともなく「出待ちがある。お手紙も直接渡せるらしい。」という情報がまわってくる。
お手紙か。
スタッフさんに託すつもりで用意してきた人も相当数いるみたいだし、今書いてる人もいるみたい。
うーむ。お手紙は苦手。本人になんて、何を書けばいいのかよくわからない。「未練たらたらです、また会いたいです」てなことを連綿と書いてしまうのも何だかな、だし、かといって「今までありがとう、お幸せに!」的なことは千秋楽のお手紙にもメッセージカードにも書いたからもういいや、だし。みんな何書いてるんだろう、すごいなぁ。ケロちゃんお手紙読むの好きみたいだしな。うーむ。最後の最後まで私はケロちゃんの役にはたたないファンだなぁ。まあ今までずっとそうだったんだからそれでいいか。
でも出待ちは眺めさせてもらおう。トークショーという、公的な、CSのカメラも入った状況ではなく、「対ファン」な表情が最後に見られるのは、嬉しい。

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司会者さん登場。皆さんでケロさんをお呼びしましょう、とのことでちょっと嬉しい。
司会者さんの合図で声をそろえて「ケロさーん!」
千秋楽を思い起こさせるような「はーーーーーーーい」と長めのお返事をして、汐美真帆さん(元星組)が登場した。

髪型の話、服の話、形見分けの話。整理整頓の話。

その後は16年間を振り返る、ような話が中心で。正直なところ新味のある話は少なかったように思う。
音楽学校時代の話の中で「最初に誰とお話したか、覚えてますか?」という問いに対し、誰だったかは覚えていない様子のケロちゃん。そりゃアテネで受験生友だち一杯いただろうからわからないよなぁ。で、結局「それは覚えてないけど、一番仲が良かったのは安蘭けいちゃん」という話になってしまって(笑)。お琴教室の話。いつも一緒だった、と。

質問コーナーは事前に予告があったためか、結構活発だった。
「千秋楽の『トウコ!』という掛け声はその場で考えられたのですか、事前に考えられてたのですか。トウコさんはご存知だったんですか」なんていう質問も飛び出しケロトウ色が強まったり。質問者大胆だなぁ。ちなみに答えは事前に「やろうかな〜」と色々考えていたことのひとつで、まあ、やろう、と思って。みたいな感じだった。もちろんトウコちゃんには言ってなく不意打ちしたと。司会者さんが「そのときはどういうお気持ちで?」と補足質問。「16年間、ありがとう」という気持ちだったと。

・・・・すみません、2回目は明日サトリさん(録音器具保有者。2回目は師匠が預かって録音していた)に音源もらって私がテープ起こしすることになったらしいので詳細はちょっとお待ち下さい・・・・。(なのにケロトウネタだけは先にアップするあたり私も相当弟子らしくなってきたな・・・・)

ケロトウネタだけじゃ何なので。

なんかね〜「今後」についてはガードが固かったです。
「これからやってみたいことはありますか?」・・・・「なんでもやってみたいです」
「旅行先で行ってみたいところはありますか?」・・・・「どこにでも行ってみたいです、できれば世界一周したいくらい」
と、取り付く島がないという感じ。「おとめ」の「今までいただいた役全て」のような答えになってなさで。ちょっと淋しかった。

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