トークショー2回目詳細(5)
2005年1月9日 汐美トークショー詳細「あ、こちらに・・・・」(司会者さんが前方端で手を上げている人に気付かなかったため教えるケロちゃん)
Q:これから旅行に行かれるとしたらどこに行きたいですか
「ああ、もう、色んなところに行きたいです、はい、すみません(笑)」
司会:もうちょっと具体的にねえ、教えていただいたほうがいいですねえ
「・・・」
Q:今、このトークショーが終わったら、どこか予定はありますか
「特にないですね。でも、うん、色んなところに行きたいですね、世界一周したい気分です、はい」
Q:外国なんかで、今まで旅行された中で、好きだったところとか
「うーん、どこも好きでしたねえ、はい、全部、忘れられない思い出を沢山作ることができた旅行でした」
Q:ありがとうございました
司会:他に、よろしいでしょうか、最後の質問ですけれども
Q:汐美さんは、とても笑顔がすごく素敵なんですけれど
「ありがとうございます(ニコッ、と必殺スマイル。会場笑)」
Q:(笑)その笑顔の秘訣を教えてください。あと、できればレッスンをしてください
「はい。レッスン、こないだしてきました。昨日かな、あ、昨日?おととい。(いやそれレッスンの意味取り違えてるから!と会場全体心の中で突っ込んでいたと思うが誰も口には出せず)あの、ちょっとダンスのレッスン、東京で行ってきたんですけれども、ちょっと、久しぶりに動いて、次の日にでも筋肉痛が出て。あ、まだ衰えてないなと思って(笑)あの、レッスンしてきました。・・・何でしたっけ質問は」
司会:笑顔の素敵な
「あ、笑顔?秘訣?ああ、そうですねえ、やっぱり、心の底から楽しいとか、嬉しいとか、思うことですね、はい」
司会:今日は嬉しいでしょう、みなさんにお会いできて
「ほんとにもうねえ、こんなに沢山の人と会うのほんと久しぶりで。26日以来で、なんか、ねえ、嬉しいですねえ」
昨日から徹夜して待ってらした方がいらしたんだそうです
「でも雨じゃなくて良かったぁ」
でも寒かったですよね
「そうですねえ、ご苦労様ですありがとうございます」
こんなに、でも、汐美真帆さんって愛されてたんですね
「すごいですね、嬉しいですね」
ねえ。・・・あらためて、その宝塚、今ここでもね、宝塚歌劇展行われてますけれども
「はい」
どう思われますか
「うーん、やっぱり、ねえ、私は、なんか、退団公演が決まって、それからなんか沢山の方からお手紙をいただくようになって。辞めるってきまった公演なのにね、こんなに、見てくださるんだな、って思いがすごいあって。で、それがすごく嬉しくて。ね、あの、色んな方が、両目でわたくしのことを見てくださってるんだなと思ったらすごくありがたいことだなと思いまして。ほんとに、サヨナラ公演に限らず、今までの公演全てにおいて、自分が、しっかり愛をもって、やってきて良かったなあと。手を抜かずに、きっちり、かっちり、やってこれたことが、ああ、悔いはないなあ、と思いながら最後の公演をさせていただいて。だから、そういう面で、ほんとに宝塚っていいところだなと思うし、やっぱり、応援して下さる方ひとりひとりがいるからこうやって自分がここにいれて、楽しいことも、いっぱい経験できたんだなと思いますね。だから、笑顔でいられるのは、多分皆さんがいてくださったからだなってすごく思いますね」
客席からあの、ファンの方たちは汐美さんから元気をもらって、でも逆に汐美さんは客席から皆さんの幸せをもらって
「そうですね、だからその幸せな思いってずっと大切にしたいなと思うし、だからあの、皆さんも、まあ私も、ファンじゃない方も、ああ、宝塚に汐美真帆さんって方がいたなっていうのを思い出してくださったら、すごく嬉しいなって思うんですね」
どんなふうに思い出して欲しいですか
「えー、いやあんなかっこいい人もう二度といないわって。(会場大拍手。「ヒュー」という声も)それはないですけど(笑)でも、なんかあの、すごい舞台とお客様を愛してらした方だな、って思い出してくれたら、すごい嬉しいなあと思いますね」
26日、最後のご挨拶をすませて、楽屋口から出て、沢山の方たちが沿道を埋めつくしてましたでしょう
「はい」
その間を歩かれたときのお気持ちはいかがでしたか
「そうですね、あの、まあ26日に限らず、もう、公演中沢山の方が待っててくださって。そして、25日のクリスマスに、わたくし、シルバーサンタさんで、全身シルバーのサンタになって出てきたんですよ」
おじいさんサンタ?
「・・・お洋服が!シルバー。・・・そう来るかな、と思ったんですよ。(笑)・・・・・なんですけど、その日は、千秋楽の前の日で、まあ、生徒みんなに配り物を、まあ、挨拶状と、ちょっとしたお礼の品物っていうのを配るのに、全員が帰らないと出られないんですね。でまあ同期とかも手伝ってくれて。だからすっごく遅くなったんです楽屋出が。にしても、沢山の方が待っててくださって。もう、ありがたいなあと思いましたねえ。で、26日はもう紋付袴を着て、皆様が迎えてくださって。その日は、皆様からね、千秋楽の日はお手紙を受け取れなかったんですけれども、それがちょっと残念だなあと思ったんですけれども。沢山の皆様の暖かい拍手と、暖かい心を沢山受け取って、卒業することができて、良かったなあと思いました」
そして、あらためてうかがいますけれども、これから、どうなさるんでしょう
「あ、実は・・・って言いたいところなんですけど(笑)」
彼が?
「はい、いません。・・・なんか笑ってますけど皆さん。現実問題なんですけれども。ほんとに、あの」
切羽詰まってます?
「詰まってますねえ(笑)あの、ねえ、実は寿でって言いたかったんですけど、あの、全く、ございませんので今のところ。わたくし、これからも、整理整頓と、レッスンに通いながら、生きていきたいなあと、幸せに、生きていきたいなと、思っております」
ひとりで幸せに?
「そうですねえ・・・」
それもいいかもしれませんね
「はい」
ほんとにお名残惜しいんですけれども、これで最後のご挨拶をしていただいて、お別れをしたいと思います。
「はい。(ステージの中央に立って)ほんとに、長い間、わたくし汐美真帆を応援してくださって、本当にありがとうございました。今日、この場をお借りしまして、汐美真帆さん、最後のショーでございますが、なんかやっぱりねえ、こうやって皆様の顔を見ると、ああ、宝塚に入って、皆様にお会いできて、めぐり合うことができて、本当にに良かったなと思っております。その暖かい心を、愛してくださった心を胸に、幸せに生きてまいりたいと思いますので、どうか皆さんも、ああ、汐美さんも幸せになってるかなあと、こう、感じながら、幸せに人生を送っていただけたらなと思っております。そしてまたどっかでお会いしたら、声をかけていただけたらなぁと思っております。本当に、ありがとうございました」
(拍手)
ありがとうございました。どうぞこれからもお元気でお過ごしください
「はい、どうもありがとうございました」
☆
そして、鳴り止まぬ拍手の中、上手側のパーティションのかげへと去っていった。最後までこちらに笑顔を向けて。背中を向ける形のセットじゃなくてすごくほっとした。最後、私の記憶に残ったのは「パーティションの端をつかむ白い手」だった。
Q:これから旅行に行かれるとしたらどこに行きたいですか
「ああ、もう、色んなところに行きたいです、はい、すみません(笑)」
司会:もうちょっと具体的にねえ、教えていただいたほうがいいですねえ
「・・・」
Q:今、このトークショーが終わったら、どこか予定はありますか
「特にないですね。でも、うん、色んなところに行きたいですね、世界一周したい気分です、はい」
Q:外国なんかで、今まで旅行された中で、好きだったところとか
「うーん、どこも好きでしたねえ、はい、全部、忘れられない思い出を沢山作ることができた旅行でした」
Q:ありがとうございました
司会:他に、よろしいでしょうか、最後の質問ですけれども
Q:汐美さんは、とても笑顔がすごく素敵なんですけれど
「ありがとうございます(ニコッ、と必殺スマイル。会場笑)」
Q:(笑)その笑顔の秘訣を教えてください。あと、できればレッスンをしてください
「はい。レッスン、こないだしてきました。昨日かな、あ、昨日?おととい。(いやそれレッスンの意味取り違えてるから!と会場全体心の中で突っ込んでいたと思うが誰も口には出せず)あの、ちょっとダンスのレッスン、東京で行ってきたんですけれども、ちょっと、久しぶりに動いて、次の日にでも筋肉痛が出て。あ、まだ衰えてないなと思って(笑)あの、レッスンしてきました。・・・何でしたっけ質問は」
司会:笑顔の素敵な
「あ、笑顔?秘訣?ああ、そうですねえ、やっぱり、心の底から楽しいとか、嬉しいとか、思うことですね、はい」
司会:今日は嬉しいでしょう、みなさんにお会いできて
「ほんとにもうねえ、こんなに沢山の人と会うのほんと久しぶりで。26日以来で、なんか、ねえ、嬉しいですねえ」
昨日から徹夜して待ってらした方がいらしたんだそうです
「でも雨じゃなくて良かったぁ」
でも寒かったですよね
「そうですねえ、ご苦労様ですありがとうございます」
こんなに、でも、汐美真帆さんって愛されてたんですね
「すごいですね、嬉しいですね」
ねえ。・・・あらためて、その宝塚、今ここでもね、宝塚歌劇展行われてますけれども
「はい」
どう思われますか
「うーん、やっぱり、ねえ、私は、なんか、退団公演が決まって、それからなんか沢山の方からお手紙をいただくようになって。辞めるってきまった公演なのにね、こんなに、見てくださるんだな、って思いがすごいあって。で、それがすごく嬉しくて。ね、あの、色んな方が、両目でわたくしのことを見てくださってるんだなと思ったらすごくありがたいことだなと思いまして。ほんとに、サヨナラ公演に限らず、今までの公演全てにおいて、自分が、しっかり愛をもって、やってきて良かったなあと。手を抜かずに、きっちり、かっちり、やってこれたことが、ああ、悔いはないなあ、と思いながら最後の公演をさせていただいて。だから、そういう面で、ほんとに宝塚っていいところだなと思うし、やっぱり、応援して下さる方ひとりひとりがいるからこうやって自分がここにいれて、楽しいことも、いっぱい経験できたんだなと思いますね。だから、笑顔でいられるのは、多分皆さんがいてくださったからだなってすごく思いますね」
客席からあの、ファンの方たちは汐美さんから元気をもらって、でも逆に汐美さんは客席から皆さんの幸せをもらって
「そうですね、だからその幸せな思いってずっと大切にしたいなと思うし、だからあの、皆さんも、まあ私も、ファンじゃない方も、ああ、宝塚に汐美真帆さんって方がいたなっていうのを思い出してくださったら、すごく嬉しいなって思うんですね」
どんなふうに思い出して欲しいですか
「えー、いやあんなかっこいい人もう二度といないわって。(会場大拍手。「ヒュー」という声も)それはないですけど(笑)でも、なんかあの、すごい舞台とお客様を愛してらした方だな、って思い出してくれたら、すごい嬉しいなあと思いますね」
26日、最後のご挨拶をすませて、楽屋口から出て、沢山の方たちが沿道を埋めつくしてましたでしょう
「はい」
その間を歩かれたときのお気持ちはいかがでしたか
「そうですね、あの、まあ26日に限らず、もう、公演中沢山の方が待っててくださって。そして、25日のクリスマスに、わたくし、シルバーサンタさんで、全身シルバーのサンタになって出てきたんですよ」
おじいさんサンタ?
「・・・お洋服が!シルバー。・・・そう来るかな、と思ったんですよ。(笑)・・・・・なんですけど、その日は、千秋楽の前の日で、まあ、生徒みんなに配り物を、まあ、挨拶状と、ちょっとしたお礼の品物っていうのを配るのに、全員が帰らないと出られないんですね。でまあ同期とかも手伝ってくれて。だからすっごく遅くなったんです楽屋出が。にしても、沢山の方が待っててくださって。もう、ありがたいなあと思いましたねえ。で、26日はもう紋付袴を着て、皆様が迎えてくださって。その日は、皆様からね、千秋楽の日はお手紙を受け取れなかったんですけれども、それがちょっと残念だなあと思ったんですけれども。沢山の皆様の暖かい拍手と、暖かい心を沢山受け取って、卒業することができて、良かったなあと思いました」
そして、あらためてうかがいますけれども、これから、どうなさるんでしょう
「あ、実は・・・って言いたいところなんですけど(笑)」
彼が?
「はい、いません。・・・なんか笑ってますけど皆さん。現実問題なんですけれども。ほんとに、あの」
切羽詰まってます?
「詰まってますねえ(笑)あの、ねえ、実は寿でって言いたかったんですけど、あの、全く、ございませんので今のところ。わたくし、これからも、整理整頓と、レッスンに通いながら、生きていきたいなあと、幸せに、生きていきたいなと、思っております」
ひとりで幸せに?
「そうですねえ・・・」
それもいいかもしれませんね
「はい」
ほんとにお名残惜しいんですけれども、これで最後のご挨拶をしていただいて、お別れをしたいと思います。
「はい。(ステージの中央に立って)ほんとに、長い間、わたくし汐美真帆を応援してくださって、本当にありがとうございました。今日、この場をお借りしまして、汐美真帆さん、最後のショーでございますが、なんかやっぱりねえ、こうやって皆様の顔を見ると、ああ、宝塚に入って、皆様にお会いできて、めぐり合うことができて、本当にに良かったなと思っております。その暖かい心を、愛してくださった心を胸に、幸せに生きてまいりたいと思いますので、どうか皆さんも、ああ、汐美さんも幸せになってるかなあと、こう、感じながら、幸せに人生を送っていただけたらなと思っております。そしてまたどっかでお会いしたら、声をかけていただけたらなぁと思っております。本当に、ありがとうございました」
(拍手)
ありがとうございました。どうぞこれからもお元気でお過ごしください
「はい、どうもありがとうございました」
☆
そして、鳴り止まぬ拍手の中、上手側のパーティションのかげへと去っていった。最後までこちらに笑顔を向けて。背中を向ける形のセットじゃなくてすごくほっとした。最後、私の記憶に残ったのは「パーティションの端をつかむ白い手」だった。
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