友人Kに言われました。

「贔屓は降ってくるものじゃなくて見つけ出すものよ」

・・・・・・そうだったのか。降ってくるものだと思ってたよ。

   ☆

12月26日から2ヶ月が経過しました。
退団したご贔屓を想いつづけるというのはやはり救いがない、というかつらいものがあります。未来がないのですから。
かといって新たな、特に気になる人もおらず。
ヅカファンとして「贔屓がいない」という状態は、気楽な側面もありますがやはり単純に「つまらない」なあ、としみじみ思っております。

この土日、友人K・N・Yと集まって恒例のビデオ会。彼女たちが何となくうらやましくなって「ああ、やっぱ贔屓持ちはいいなぁ。誰か降ってこないかな〜」とぼやいた私への言葉が冒頭の友人Kのせりふです。

私にとって贔屓は「降ってくるもの」(そんなつもりじゃなかったのに、ボーッと観ていた公演orビデオで突然落ちた)だったのでびっくりしました。「次は誰にしようかしら」ってみんな探すものなの?

   ☆

さて、友人K・N・Y。ただ今揃って中日「王家」にハマり中です。
KとYは千秋楽に日帰りでの名古屋行きを強行し、出待ちでkineさんに遭遇したそうで。kineさんはいいよkineさんは。ワタさんファンなんだからさ。平日に仕事休んで楽を観に行ったって、まあ、ヅカファンとしては普通の行動でしょう(一般社会に受け入れられるかどうかは知らないけど。笑)。KもYも贔屓は星組じゃ無いじゃないか〜!わざわざ仕事休んで名古屋まで行くか普通っ?!

その、中日「王家」。

行かない、と昨年9月から宣言していました。そんな度胸の持ち合わせはないと。ケロちゃんのいない、ケロちゃんが出演していた作品を、わざわざ名古屋まで行って観る勇気はありませんでした。(そんなことはありえないけど、もし東京でやってたらどうしただろう。)

今、少し後悔してます。
これを観なかったことによって、未練を断ち切る機会、現実を受け入れる機会を失ったのではないかと。

もうちょっと書いて冒頭とタイトルにつなげるつもりだったんですがまとまらないや。何となくわかってください。(ええーっ)

   ☆

ビデオ大会でみたもの。

  「ファントム(DVD)」・・・中日にハマっている面々、フィリップ瞳子ちゃんまで「娘役に見えてきた」クリスティーヌを探してる場面も「ラダメスを探してるように見える」と・・・・。君たちアタマ大丈夫かっ?!
  「THE LAST PARTY(月組版:DVD)」・・・月組版見たら宙組版も見たくなりました。誰か買わないかな〜(他力本願。)
  「中日王家ナウオン」・・・・一晩で3回見たんですけど・・・・。
  「CSこだわりアラカルト:タキシード」・・・・これもなぜか一晩で3回見たんですけど・・・・・。オちてた筈なのにアイガッチャになると起きるK!わかりやすすぎ(笑)私はショーアップショーの中詰が好き〜。
  →ここから派生して「宝塚レビュー’90」
もっとも盛り上がったのが「レビュー’90」ってどういうことでしょうか我々。昔のショーはゴージャスで楽しいわ〜。15年前のショーの歌詞を覚えてて合唱してる自分たちにもびっくり。伝説のマリコさんの「およよよよーん」で始まるけったいな扇衣装の中詰とか、ほんと楽しかった。今観ると、今で言うところの「路線」じゃない人にも見せ場が与えられてること、使われてる人たちが若いことに驚く。3番手マリコさんがまだ研8、研3の青山雪菜ちゃんが男役引き連れて歌ってたりとか。

今は今の良さがあることも十分わかってますが。懐古もまた、ヅカファンの醍醐味。(ただ単に年を食っただけか・・・)

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