休演日なので仕事に励むことにする。(ええーっ?)

久しぶりに取引先へ。
普段は主に外回りなんだけど、時期によって変動があって今は会社で書類作ったりすることのほうが多い。だから抜け出して立ち見行ったりできたわけだが。

ここ何日か、会社でパソコンに向かってるといつの間にかぼーっとケロちゃんのことやブログのことを考えてしまって。
まさに「想うはケロちゃんことのみ」ってな状態。さすがに書類に書いたりはしないけどな!(笑)

あ、でも以前エクセルシートに「汐美」とか書いてばーっとドラッグして画面じゅうが「汐美」に埋め尽くされるのを楽しんだりしたことはあったな。どこぞの皇帝並みに十分バカだ。

取引先の人と話してるとさすがに頭が切り替わってきて、仕事モードに戻る感じ。玄宗も思い切ってペルシアだかどっかの国使にちゃんと会えば良かったのかもな、とか思う(アンタ切り替わってないじゃん)。

   ☆

夜は会社の行事で客船でディナー。
いまどきマジかよ、ってなプチバブリーな話だ。

乗船場所に「お足元にお気をつけください」の表示をみつけたり、ドラが鳴ったり、船が揺れたりするたびに頭の中にフニクリフニクラがぐるぐるぐるぐる。

船内のピアノで「A列車で行こう」が生演奏されていて。
地方公演ジャズマニアの白スーツのケロちゃんを思い出して泣きそうになる。髪が逆立ちまくってて。きらきらしてて。
パーティの黒エンビの旦那さまにどれだけときめいたか。あの時はえみくらちゃんになりたかったなぁ。

   ☆

結局のところ気持ちが切り替わったりは全然してない、ってことだ。
まあ、私の場合、一人の女(というか一人の男役)のために仕事をおろそかにしても国が滅ぶわけじゃないし!せいぜい取引先失うくらいだ!(いやソレ大変だから)

   ☆

いつもは出たらすぐに見るんだけど今年はバタバタして忘れていた、阪急電鉄の決算短信をチェック。
業績概況にどの作品名が出てくるか、いつも予想して楽しんでるのだ。
やっぱり、「ファントム」だった。まあ大作だからな。

「歌劇事業におきましては、小説「オペラ座の怪人」(今、「海神」って変換されたよ!)を原作とするミュージカル「ファントム」が好評を博し、宝塚・東京両劇場ともに好調な成績をおさめました。」だって。

歌劇事業全体で好評だったのがファントムだけみたいじゃん、とちょっと不満に思ったり。いやファントム好きだけど。『ミュージカル「ファントム」をはじめとする諸作品が』とか書けないかね、まったく。そうすると宝塚劇場で「好調な成績」じゃなかった作品があるから嘘になっちゃうのかな?

    ☆

わーい。なんか普通の日記っぽいぞ。

   ☆

18。
わたしのドルチェ・ヴィータことSさんには今日はお会いできませんでした。ちぇっ。新公観るって昨日言ってたのにな〜。席位置聞いたのに、きれいさっぱり忘れる私の脳ってば・・・。

はっ。こうやって翻弄されてるのかっ?(話引っ張りすぎ)

  ☆

客席のケロちゃんは白くて(肌も服も)さわやかさんで気ぃ遣いさんでした。

  ☆

新公の感想ですか?

みなみちゃんすごい。みなみちゃんすごいよ。みなみちゃんみなみちゃんみなみちゃーん!(絶叫)

  ☆

みなみちゃん絶叫だけで結構満足しちゃった。

でも折角観にいったし、なんだかすぐ忘れちゃいそうなんで書いておこう。

  ☆

普段、私は新公はほとんど観にいきません。いつ以来だ?大海賊かな?

この公演に限っては、全てのイベントに参加したくて(そんな理由で?)行ってきました。

新公の楽しみ方が、よくわからないのです。

だって、ヘタなんだもん。(そんなミもフタもない・・・)
私は、完成品が好きです。用意されたものを食べるだけ。アナタ作る人、ボク食べる人。作るほうにはあんまり興味ないのです。
ケロちゃんにしても、昔から知らないではなかったのにハマったのは研10過ぎてから。
人様が育てたものをおいしくいただいております。育ててる方はきっと育てるのがお好きなんでしょうからまあいいだろうと勝手に思ってます。すみません。

というわけで、私にとって新公は「本役さんはこういうところが上手いんだなぁ」と確認する場になることが多いです。
今回も、まあ、そうでした。

ただし、みなみちゃんを除く。そうか、こういうことがあるから新公は楽しいのかもしれないな。

  ☆

開演前、上手ブロックの10列あたりが何列か並んで空席。お約束の上級生席ですね。
開演直前に1列に並んで入ってくる。
並んで客席の階段をおりていくケロちゃんの前が星原さんで「はて?どういう順だ?」と思ったら、座ったときにちゃんと上級生順になるようになってるのだ。つまり星原さんは上級生席の中で1列目の一番通路寄り、ケロちゃんは2列目の一番奥なのでそういうことになる。すごい。そこまで考えてロビーで整列してから来るんだ。
ケロちゃんは客席のお知り合いか誰かに声をかけられたらしく、歩きながらにこやかに対応していた。開演直前なんだから知り合いの人も声かけないでさっさと行かせてあげれば良いのになぁ。

  ☆

玄宗は若くて、長年皇帝やってる人には見えない。れおん君って声高いのね。
皇太子(それじゃ本人の本役だ)とか即位したばっかりで皇帝って何するのかわかってなくて仕事したくなーいって言ってる人、に見えた。
でも、それが良かったと思う。

我がままにやってきた若者が楊貴妃の死の場面でやっと皇帝という地位の重さに気付く、という感じに見えるから、バカ殿っぽくなくて好感度が高い。
あの有名なバカ台詞「お前達にも責任が」さえ、若さゆえの言い過ぎに聞こえるし、またこんな若い皇帝なら補佐役に責任がある部分もあろう、と納得できてしまって。
好感度高いのは楊貴妃に色気が少ないおかげでもあって、「色ボケ」には見えない。かといって「恋」度もそんなに高くないように見えたけど。

楊貴妃は楊貴妃じゃなくて普通の女の子。緑野師匠がムラ公演のときに書かれてたとおり。
まあ柄違いは配役発表からわかってた話なわけで。
私の印象に残ったのは「心情がわかりすぎても良くないんだな〜」ということ。観ながら「これは演技が上手い、っていうんだろうか、ヘタ、っていうんだろうか」と考え込んでしまった。

かなり細かい芝居をしていた。表情がよく変わって。だから、観てる側に彼女の気持ちがよくわかる。
っていうのは、本来良いことのはず・・・だよね?
なのに、そのことによって、どんどん楊貴妃に見えなくなって。普通の女の子になっていって。
檀ちゃん貴妃は何考えてるのかよくわからないし、身分も高いんだか低いんだかよくわからない。ただひたすら、「楊貴妃」です、美人です、色っぽいです、という存在だけを主張してて、そのことによって伝説の人物っぽくなって、大仰な物語に似つかわしく「まさに楊貴妃!」という説得力になってるらしい、ということがわかった。
んー、やっぱり大芝居は下級生には難しいのかな〜(と思ってたらみなみちゃんにひっくり返されたわけだが)
ありがちな考えだろうけど、ウメちゃんには現代物のほうが合いそうだよ。

えーっと。何だかめんどくさくなってきた。大体師匠のムラ感想と同じだし。やっぱりあまり新公には興味ないみたい。

みなみちゃんですか?

高貴の姫で、きれいで、人生が見えて、愛が見えました。彼女が登場すると場がいきなり宮廷になりました。うますぎて浮いてたと言っても良いほどでした。
(私には玄宗よりも位が高そうに見えてしまったが。でも玄宗への愛が見えたから物語をこわしてはいないと思う)

檀楊貴妃に対するみなみ梅妃だったらどうなってたんだろう。あの梅妃の役作りは相手が身分の低いウメ貴妃だったからこそのものだと思うのだが。

そういうバランスという意味では、みなみ梅妃のおとりまき妃の一人(きんさんの役)であるひよりちゃんの芝居が身分高そうじゃなかったのがつらかった。意地悪な感じはよく出てたんだけどね〜。あの梅妃ならとりまきも女官もみんな気位と品が必要だと思うのだけど、下品とはいわないが近所のおばちゃんの意地悪さになってて。本役のきんさんはやりすぎる印象が強い人だが、そこら辺ぎりぎりのところで貴族らしさはちゃんとあるんだとわかった。

みらんちゃん(わたし的には「ももちゃん」なのだが、この前ももちゃんがももちゃんがと騒いでいたら緑野師匠はモモカ嬢のことだと思われたらしく全く話が通じていなかった。みらんちゃんが「ももこ」などという古風かつオトメな名前なのはあまり知られていないんだろうか)は男らしくてうまくてきれいでかっこよくて、でも期待したほど印象に残らなかった。好きなんだけどな。
安禄山って案外出番と出番の間空いてるんだな〜と思った。
踊るところは説得力(その後の陳玄礼のセリフの。笑)あったけど。

ゆかりちゃんは美しかった。無駄に(笑)。いや無駄でもないか。黒いお衣装のところ、美貌ゆえに何か企んでるように見えた。美人は得じゃのう。でもCSで見たムラ映像のほうがお化粧きれいだったような気がする。師匠が書かれていた総髪時の美しさを観にいったんだけど(笑)期待しすぎたのか、美しいには美しいけどそれほどでもなかった。私はウメ楊貴妃のほうが好み。(その二者択一なの?)

利助ちゃん(いいのかその呼び名で)は・・・・どうなんだろう。これも柄違いなんだろうな。一生懸命さが前面に出てて、それはそれで若い武人の感じでよかったけど楊国忠との場面がちぐはぐな印象。

立ち回りはどこがどう変わってたのか、いつもぼーっと観てる私には判然としなかったがやたらと派手にかっこよくなっていた。本公演でもこのくらいやってくれないかな。

  ☆

隣の人の首が途中ずっと下を向いているので隠し撮りでもしてるのかと思ったら単に寝ていたようだった。新公ですら寝てしまうんだな。さすがは花舞う長安だ。

  ☆

12月7日、っていう日付、何かひっかかるなぁと思ったら巌流の初日だ。あれから1年。こんなことになってるとは(色んな意味で)。

  ☆

19。
反省中です。

気付くのが遅すぎる。喜んでる場合じゃないだろう昨晩(日記の日付は同じ日だけど)の私。
「み」さんの日記を読んで。師匠の日記を読み返して。これまでの流れを考えて。

・・・・そう言えばひみつ日記ひみつ日記って表で公言してはしゃいでた新参者がどっかにいなかったか?

・・・・・・・・・・・・・。

申し訳ありませんでした。舞い上がってはしゃぎすぎました。
ご不快に思われた方もいらっしゃると存じます。お詫び申し上げます。

「み」さんが書いてくださったように、ひみつ日記には本当に大したことは書いていないのです。内輪だけで盛り上がったり、師匠を独占したり、そんなことは決してありません。

    ☆

タイトルにもありますが、ここから下はネット上の文章として最も迷惑な「言い訳がましい自分語り」です。

    ☆

私が「緑野こあらさん」の日記を読ませていただくようになってもう2年以上になります。最初みつけたきっかけは忘れてしまいましたが、ケロちゃん関連ワードでの検索でひっかかってこられたのだと思います。その時点で半年ぶんくらいの過去ログがあったでしょうか。面白くて興味深くて、夢中になって次々と読みすすめ、一気に読破しました。
それからは日参するようになりました。ケロちゃん情報を求めて、というだけではなく、緑野さんの文章の虜でした。一日に何度もアクセスしては更新を待っていました。海外からでもアクセスしてました(笑)。

緑野さんがメアドを公開されているのは知っていましたが、直接メールして観劇に誘うなど、考えも及びませんでした。それほどに「ファン」だったのです。とても遠い、憧れの存在でした。

ケロちゃんが退団を発表して。どこか現実感の無い、追い立てられるような日々を送っていた私に、更に現実感の無いできごとが。全くの偶然から、緑野さんご本人とご縁ができました。緑野さんがおっしゃるところの「衝撃的なナンパ」です。(詳細は支障があり書けませんが、「緑野さんファン」としての私のイタさを証明するような形でこの偶然はおこりました。笑)

それから今日までの約1ヶ月、私ははしゃぎっぱなしです。雲の上を歩いているようなふわふわ感が常にあります。「あの」緑野さんが、「あの」チェリさん=「み」さんが、「あの」kineさんが、次々と私の前に現れ、メール交換がはじまり、私らしきキャラが「お友だち」として日記に登場し、気付けば緑野さんと何時間もケロちゃんについて語り合っていて。最後のDS・最後の公演、とケロちゃんファンとしてすでに精神的にいっぱいいっぱいの私が舞い上がるには充分すぎるほど充分でした。

その結果が、このアイタタタな日記です。

仲間に入れてもらいたくて「東宝公演のご報告」を口実に日記をはじめてみたものの、どう書いたらよいものかわからず、結局は師匠や「み」さんの文体を真似ることになりました。真似る、というよりも、私にとってはブログといえばこの方々の文体。気付くと真似になっていました。(あれで真似てるつもりか、全然似てないよ、と思われるかとは存じますが)

ただひたすら舞い上がっていた私は、読み手の受け取り方を考える、なんて考えも及ばず「わーいわーい」と遊ぶだけ。自分が読者の、ファンのままだったら、「ひみつ日記」などというこちらには見えない機能をこれ見よがしに使う新参者はどれほどうっとおしかったことだろうと思います。私信ならメールでやれよ、と。

己の愚かしさ、お調子者っぷりに身がすくみます。

が。

反省しているのなら黙って全削除して消えるのがスジだとはわかっています、こんな自分語りこそ舞い上がって陶酔している証拠だと。そうすべきだとは思いますが。

楽しくなってしまっているのです。

モノマネ文章で、自分に起こったこと、自分が見て(観て)きたことを書き散らすのが。結局は「自分大好き」なヤツだということでしょう。

ハタ迷惑な存在なのは充分承知しつつ、時々はわが身を振り返りつつ。石を投げられる覚悟をしつつも痛さ全開で、26日まで、勝手ながら続けさせていただきます。

お目汚しですが、どうぞ、ご容赦またはスルーしてくださいませ。



というわけで、私にとってはやっぱり「師匠」なのです。だって真似するんだもんね〜。
立見席でSさんと会った瞬間ぐらいびっくりした。

 この日記へリンクしている人

   緑野こあら

はいーっ?!

師匠?ほんとに師匠?相互リンクはしない主義ではっ?

ひみつ日記、大した事全然書いてないんですけど・・・・。
疎外感を味わわせてしまってたならごめんなさい。

でもがっかりしてすぐ相互リンク外されたら悲しいなぁ。

ひみつ日記も頑張りますので!(本末転倒)
今日のひとこと。

Sさんってば神ですか?!

    ☆

先週の金曜日。
私が作成しなきゃいけない書類の提出期限が早まることになり、上司と打合せをしていた。

「来週の月曜日って私休み取ってるんですけど・・・まあもともとあんまりアテにしてなかったんで出てきて作りますよ。ただ、3時すぎから5時の間だけちょっと用事入れちゃったんで抜けていいですか?」

・・・・・・3時すぎ、って迷いなく言いましたねドリーさん?
私の中での優先順位が  ドルチェヴィータ>書類>花舞う長安  だということが判明した瞬間でした。

というわけで、ショーだけ見てきました。
ごめんなさいごめんなさい。一生懸命演じている生徒さんには本当に申し訳ない、けどどうせ半分くらい寝ちゃうし。もごもご。

昼休みに立見券を買いに行って一旦戻って。予定通り3時過ぎに会社を出て。入るときにチケット売場を見たら立ち見も完売していた。すごーい、人気あるなぁ、と喜びつつも芝居から観たかった人の権利を侵害したかも知れないな、と反省。ショー開演直前に指定位置へ。ショーから観るなんてことができるのも立ち見位置指定制の東宝ならではだ。

東宝が新しくなってから立ち見は初めて。ふーん、一人分の横幅は結構狭いのね〜、うしろの壁との幅はけっこうあるからもたれると見れないな、などときょろきょろしてたら、見覚えのある人がこちらに来る・・・・
「Sさんっ?!」
「何で連日会うんですか〜?!しかも立ち見場所隣ですよ私?!」

となり〜っ?!あなた昨日しいちゃんのお茶会でもkineさんと隣の席だったんだよね?!今朝kineさんちで読んだよ?!

「そうなんですよ!すごい偶然ですよね?!」

立見席で興奮して語り合う私たち。
しかし本当にすごいな〜昨日の午前公演も席近かったし。アナタ何者?神?

ていうかSさんってば常に私たちの前に現れる運命の・・・・・ドルチェヴィータか?
kineさんが第1の女で私が第2の女。(おおっ贔屓生徒とも合うではないか。そうするとドルチェヴィータがしいちゃんってことに?(笑)でもSさん、檀ちゃんのお茶会行ったことあるって言ってたし!)世界を操るディアボロはやっぱり師匠だな。

調子に乗りすぎました、すみませんすみません。

初めての立ち見は楽しかった。オペラグラスを置く場所がないので拍手しづらいのが難点かな。(学生時代はよく立ち見してたんだけどそのへんどうしてたか記憶にない。首にぶら下げでもしてたんだろうか)
水のように流線を描いて去っていく水の精たちの動きが美しくて。

このショー、上から見たほうがきれいな場面がいくつもある。遠ければ遠いほど全体が見えて。
余りに美しい世界に胸が苦しくなって泣いてしまったのはこれまででB席観劇のときだけだ。
最前列センターにはもちろん興奮したけど、そんな席ばかりで観たいとは思わない。
色んな位置から、色んな「ドルチェ・ヴィータ!」を、色んなケロちゃんを観たい。

前方席にばかり、こだわっていた時期がある。ケロちゃんにハマって1年ぐらい経った頃だ。「ガイズ」あたりかな。オークションやら何やらで前方席ばかり入手していた。10列目以降は席じゃないぐらいの勢いだった。

前方席に座ったら座ったでケロちゃんの目線が欲しくて。私はFC活動してないから目線が来るとしたら偶然だけ。いつも祈るような気持ちで。自意識過剰な、落ち着かない気持ちで観劇していたように思う。

多分そういう観劇生活に疲れて、飽きてきてたんだろう。
ある日突然、「どんなに遠くから観たってかっこいいんだからいいじゃん」という言葉が私の心に降ってきた(笑)

それからはどんな席でも機嫌よく観るようになった。(客席降りがあるときの2階席の疎外感は嫌いだけど)
でもやっぱりひと公演1回は前方で観たいし、観てるけどね。笑。(目線はもうどうでもいい。ファンだと貰えないらしいし。「み」さん教えてくださってありがとうございます。)

・・・・公演報告から離れまくりだな。

緑野師匠の、「ケロちゃん1公演1●●説」(私は腐女子ではないので伏字にします。笑)を裏付けるかのように。
セレブSと航海士のからみが日に日に薄くなるのに反比例してしいちゃんとのラヴラヴ度がアップ中です。
花市場では、今日はしいちゃんの荷物をケロちゃんがいじわるしてちょっと離れたところに投げ、しいちゃんがふくれて取りにいく、という王道少女漫画のようなこっぱずかしい仲睦まじさでございました。コーザノストラ再登場シーン(あ、もみあげにはもう慣れました。慣れちゃうと、ああじゃないとしいちゃんの顔じゃないと思える)も、しいちゃんがセンターのほうに出てってもまだ腕握ってるし!どこまで行くんだろう・・・。

20。

神様の意図

2004年12月5日 宝塚
人の砂場を荒らすのは小心者には合わない、と言った舌の根も全く乾いてませんがトウコ茶行ってきました。

普段から「ジェンヌの素顔には興味なし」と公言している私、お茶会は久しぶり。代理とか付き合いじゃなくて自主的に参加するのなんて4年ぶりくらいかな?
(ケロ茶も来週が初参加なのだ。どきどき。)

目的はバレバレですね。「ケロちゃんに関するコメントが聞きたい」

ごめんなさいごめんなさいそんな理由で潜入してしまいました。
でもトウコちゃんも大好きなんです本当に、ええ、本当に・・・・っていうかケロちゃんが好きな人、ケロちゃんがからんでる人は自動的に好きになってしまうからな〜。好きなジェンヌさんを3人挙げてください、って言われたら今の私は即座に ケロ・トウコ・ユウヒ と答えるけど。来年の私に、好きなジェンヌさんを2人挙げてください、って言ったら トウコ・ユウヒ とは答えない気がする。ごめんなさい。
いつの間にかケロちゃん中心な私のヅカファン生活。でもみんなそんなもんだよね、ね、今日同行したまとぶんファンの某友人もきっとそうだと思うし!(しかし同行者3人、純正ファンが一人もいないってどうよ・・・「ミーハー軍団」と不参加の友人に命名されてしまった。ははは)

ひろーい会場に入ると大きなスクリーンがふたつどどーんと前方に。
「花舞う長安」やってるよ!しかもちょうどラストの立ち回り、陳玄礼が映ってて喜ぶ私。
楊貴妃の死の場面、やっぱり演技変わってるんだな〜と改めて思う。
続いてもちろん「ドルチェ・ヴィータ」うっひゃー、楽しい!この語りたくなるショーを大画面で見ながらこのショー大好きな友人達と語り合えるんですぜ!
サテリコンで「ここのシビさんいいよね〜」と盛り上がる友人たちについていけない自分を少しだけ反省。ほんとにコーザノストラしか見てないからな・・・。
でも明日からもきっとコーザノストラしか見れないと思うけど。
あそこのケロちゃんは一瞬足りとも目が離せない。ドルチェヴィータに囚われて目を離せない青年の気持ちが良くわかる(笑)

青の洞窟の前で映像が切れる。「えっ?」とちょっと不満げな会場。そしてそんな空気に笑いが。みんなお茶会だって忘れてただろ!私もだけど。

トウコちゃん登場。ショーのイメージを意識したのかな、青っぽいスーツ。
バラの花束をいくつか抱えていて、なんじゃありゃ?小道具?と思ったら、会場を練り歩きながら「メリークリスマス」と任意のテーブル(だと思うんだけど)のファンに渡していく。あんなことされたらトウコファン昇天しますがな!当たった人大変なことになってるだろうな〜と思ってたら割と近くに来てくれて、スーツの袖口からのぞく細い手首に目がくぎ付けになる。簡単に折れそう・・・・。
最後のほうでバラを渡そうとして取り落とし「きゃあ!」だか「ひゃあ!」だか焦るトウコちゃんがどーにもこーにもかわいらしく、ミーハー軍団揃って悶絶。こりゃケロちゃんが世話焼きたくなるのもわかるわ。

司会者さんのトウコちゃんへの突っ込みがきびしく、常にネタを仕込もうとするトウコちゃんとともにまるで掛け合い漫才のよう。楽しませていただきました。

話し掛けた言葉をオウム返しするフクロウのぬいぐるみをプレゼントされ、
トウコちゃん「これ、1回言うと忘れちゃうんだ〜!?バッカだね〜(笑)」
ぬいぐるみ『バッカダネ〜』
に大ウケした。あれ、欲しいなぁ。

終盤、司会者さんが退団者の話題を振る。(身構える私。)
どうも司会者さん、トウコちゃんを泣かせたいようで(笑)ケロちゃんに関する話ばかり振りまくる。
トウコちゃんもその意図はわかっているようで意地でも泣かない!という表情をしていた。結局最後まで泣かなかった。

何か思い出に残るエピソードは〜との質問には定番の「忠臣蔵、脇芝居やりすぎ話」で、そればっかりだな、と内心苦笑。
でも、「組長さんから怒られても、『真中と関係ないことしてるのに何がいけないの?』と首をかしげていた。真中と関係ないことしてるから駄目なのにね〜本当にバカだったね、って今では笑ってます」というのは私は初めて聞いた。二人で真剣に首をかしげている様を想像するとかわいくて。

神様は何がしたいんだろう、と思うくらい」不思議な縁があって、なぜかいつもそばにいて、という言葉が印象に残った。
DSの「奇跡ではありえない、出会った意味があると信じている」(意訳)という歌詞を思い出した。

「ふたりの関係は・・・・普通じゃないですね」というような言い方をして「なんだかアヤシイですね」と自分で(会場も)ウケていた。
前世は双子じゃないかというくらい、と。(男の双子か女の双子か男女の双子か、どれだろう?と考えてしまった。やっぱ男の子同士かな〜)
これから先、どういう関係になっていくのか楽しみにしている、と。
ここで関係が切れるなんて全くもって思っていない様子が、何だか頼もしかった。

真剣に話すなか、ケロちゃんの三人称をナチュラルに「」と言ってしまい焦るトウコちゃん(笑)
「彼は(会場笑)・・・あ、彼じゃないですね、しかもこれから女性に戻るのに、あ、今も女性か」と一人でハマっていく様がどうにもカワイイ。
それに対し平然と「それではおじいさんになられてもお二人のご縁はつづくということですね」と返す司会者さんもすごいが、
さらに「ううん、ケロがおじいさんで、私はおばあさん」ってトウコちゃん・・・・。

でもとにかく真剣に、楽しそうに、大切そうに話してくれて本当に嬉しかった。ありがとうトウコちゃん!ってここで言っても仕方ないけど。

最後のご挨拶も、
「自分にとってもファンの皆さんにとっても係わりの深い人たちが退団してゆくので、きちんと見送りたい。一緒に見送りましょう」というようなことを言ってくれていて本当に感謝、感動。

「ドルチェ・ヴィータ!」の主題歌を歌いながら会場を練り歩き、退場。近くに来てくれたとき、今度は瞳の輝きが印象に残った。「瞳子ちゃん」だなぁ、と。

ホテルを出ると、昼間の暖かさとは打って変わって冷たい風。
でも心は何だか暖かくて。しあわせで。
でもちょっとさみしくて。ちょっと泣きたくなって。無性にケロちゃんの顔が見たくなった。

何となく、飲まずにはいられない気持ちになって(それ単に寒かったからじゃ・・・・)飲んではしゃぎまくって。友だちはありがたい。そばに友だちがいてくれるのはありがたい。

☆ もちろん録音等はしていないのでトウコちゃんの言葉等、そのまんまではないです。かなり違うところもあると思いますので、大体こんな感じ〜と読み流してください。
ネットで公開している以上筋違いなお願いではございますが、転載等はどうかご容赦くださいませ。本当に、文言に自信がないのです。録音してて一字一句間違いなくお伝えできるのであれば、ご自由にどうぞ、なんですが。臥してお願いいたします。(それなら書くな、と怒られても仕方ないんだけど・・・) 

コマメなひと。

2004年12月5日 宝塚
台風一過、晴れ渡った暖かい一日。
朝家を出るとき、26日もこんなだといいな、と一瞬思ったが、いかんいかん、前日に台風では全国から集まるファンが困るじゃないか、と思い直す。

こんな天気のいい日に、一日じゅう劇場の暗い空間に入り浸る自分は病んでるな〜と思うけど、もはや引き返せる道ではない。今月ばっかりは、ね。

11時公演。JCB貸切は抽選もご挨拶もなくてちょっと淋しい。しかしこのご時世に貸し切ってくれるだけでもありがたいと思わねば。
フィナーレの掛け声は割と普通(?)に「J」「C」「B」「JCB!」だった。この「B」がケロちゃんなわけだけど、「ビイ」って強調しすぎて、「V」に聞こえるほど。破裂音は掛け声としては難しいのかな。

えーっとあと何かあったっけ?どんどん記憶が薄れてゆく。ほんとうはもっとひと公演ひと公演を大事にしたいんだけど。残るはただケロちゃんの笑顔のみ、って感じ。それさえ残ってれば個人的には十分ともいえる。

あ、ひとつ思い出した。ドルチェヴィータと絡んで踊るコーザノストラ。ドルチェヴィータの後ろから肩を抱くところ、胸のほうまで手をまわし、「羽交い絞め状態」にしていた。
「がしっ」って感じで抱き寄せてて、驚きの余り思わず立ち上がりそうになる(周りの観客の邪魔になるのでやめましょう)ほどかっこよかった。友人(非ケロファン)にも後から、「あれ、びっくりしたよ〜どうしちゃったの?最近ああなの?」と言われた。いつもちょこっとずつ振りは違うけど今日はあからさまで非ファンの目も引いたらしい。檀ちゃんもケロちゃんの頭を引き寄せたり引き寄せなかったり。そのときのフィーリングで色々変えてるんだろうか。どんなバージョンが出てくるか楽しみ。

幕間にしいちゃんファンのSさん(師匠、はやくお名前決めてくださいませ)とばったり会う。かなり近い席にいたらしく色々と盛り上がる(笑)。しかし「(楊国忠の)日記読みましたよ〜」と言われた時はその場で土下座して謝ろうかと思った。人の砂場を荒らすのは小心者には合わない趣味だと自覚。
終演後お昼ご飯もご一緒させてもらって。主な話題は「リアルの緑野師匠に会ったときの印象」だったかな〜ふふふ。楽しかったですありがとう!>Sさん

15時半。
えらく2階が盛り上がってるな〜誰の総見だろう、と芝居の間からぼんやり思ってて、ショーでもケロちゃんサービスしまくりねぇ、とほほえましく眺め、青の洞窟あたりでそういえば組総見だ、と思い出した(遅すぎ)。普段FCに係わっていないから、知っててもこの体たらく。休憩時間に色んなところの会服さんが多かったのはそのせいか。(そこで気付けよ)

サテリコンではかつきちゃんに投げキス。そんな至近距離なら投げないだろう!直接キスしろよ!って状況なのに(笑)。アリデヴェルチの後、銀橋に出てきながら2階席を指差してウィンク。そういえばセレブSの帽子渡しのところもワタさんが2階席を指して「すばらしい天気だね」とでも言っているかのような振りをしていた。ケロちゃんは「なんだこの人?」って感じだったけど。でも一緒になって2階は見上げてたな。瞳子ちゃんとの銀橋ラストでは2階席に特大の投げキス。黒シャツではワタさんに至近距離からウィンク。手を振ってたのはいつだったっけ?フィナーレか。他の個所でも細かく目線を送り、サービスしまくってたように思う。

総見の時のケロちゃんを見ると、ほんとにコマメな人だな〜と感心する。ケロちゃんを見てると、サービスっぷりでああ今日は誰かの総見ね、とわかる(笑)。どうもハタから見てると、自分の総見でも他人(トップさんとか)の総見でも同じようにサービスしてる気がするのだがどうなんだろう。「み」さんの日記では総見でも見てくれなかった、というお話もあるようだし。

私から見るとそういうのって雪組育ちだな、って感じがして。昔ユキちゃん時代ぐらいに、あれは総見だったのか生徒さんの誕生日だったのか、客席がボンボンかなんか持って踊り狂ってて、それに対する生徒のアピールもすごくてびっくりした記憶がある。当時月組中心だった私はその一件で雪はFCが派手だな〜と思い込んだんだけど、この前緑野師匠とお話してたら、長年雪中心で観劇してこられた師匠は全く逆の印象をお持ちらしい。人の先入観なんて簡単に形成されてしまうものだな。気をつけよう。

芝居では陳貴妃(オウム)が死ななくて、いや、死んでも止まり木を離さなくて(早い話、仕掛けが失敗して落ちなかった)、しかもずっとゆらゆら揺れてるのでおかしかった。あれで笑わずに真剣に芝居を続ける生徒さんはすごいな〜と妙なところで感心。

上にも書いたけど、セレブSと航海士はもう全然駄目。(ダメ、ってアンタ・・・)最近はずっと、セレブがもったいぶって帽子を渡すのに対して、航海士が「何してるんだこの人?」と訝ってるような感じになってしまった。でも嵐のときは手に手を取って走り去るんだよな〜。航海士と黒エンビの紳士は別人ってことか。

ケロちゃんにとって、ケロちゃんファンの方々(ヒトゴトのようですがこの場合総見に参加されるような方々、って意味なんで)にとって最後の組総見も終わったことになる。
ひとつひとつ、終わってゆく。
昼夜2回観劇にトウコ茶(ってまた人の砂場荒らすようなこと・・・)でぐったりです。

色々報告・感想ありますが明日書きます。多分。

ああ、早くも三日坊主の気配。日記って続けられたことないんだ私・・・。

21。

がーん。

2004年12月4日 宝塚
カフェブレイクの再放送が木曜日1回だけになったのは、いつからですかっ?!

知らなかったよ・・・。
前は日曜の昼とか火曜とかにやってたじゃん・・・・。

水曜の放送はDSとかぶるからとりあえずビデオに録っておいて、再放送をHDDに入れようと思ってたのに。
しくしく。画像にはあまりこだわらないほうだけど・・・MXは電波が良くないのか元々の画像もかなり悪いのに・・・。しくしく。
3時半の部の休憩時間に、本日初見の友人(非ケロファン、非星組ファン)から言われたこと。

「ケロさん、また一方的に愛してたね〜」

また、って何っ?!

いつも一方的に愛してるイメージなのか・・・あ、そうか、あなた王家好きだものね・・・はは・・・。

とりあえず覚えてること。
今日はマイマイちゃんがらみ2件。
・花市場。大セリ上、花カゴと荷物を取り替えて踊る(あれ、いつもは取り替えてないよね?急に自信がなくなった。いつもだったらすみません)セーラーケロと花売り娘マイマイ。花カゴを抱きしめるケロちゃんがかわいくって〜(←ファンの欲目)
・船上。ロケット前、下手でケロ航海士がマイマイをまとぶん一等航海士から引き離してちょこっと踊るところ。マイマイを引き寄せる瞬間に、ちょっとずれてた肩ひもを直してあげるケロちゃん。やっさしーい。さりげなーい感じがまた良し。しかしやはりそういうことをケロちゃんがやると微妙な色気が、と思うのもファンのゆがんだ目ゆえでしょうか。
(つーか私ゃ「むしろ肩ひも下ろすような芝居がもう一回みたかったよ・・・」とか思ってたしな。所詮ゆがんだ(腐った、のほうが近いか?)ファン。ごめんねケロちゃん)

22。
ひえーっ。師匠のところで紹介されてるっ!

いや、その、ありがとうございます。>緑野師匠。
ところでブログ開始って「おめでたい」ことなんでしょうか。いや別の意味でおめでたい日記なのは自覚してますが。

もともと師匠、「み」さん、kineさん、ってリアルでお知り合いになった方々に東京公演のご報告をって思って始めたんで、このサイトじゃないと意味ないというか。
今のところ全然報告にすらなってないですけど。
ほとんどが私信かまたは独り言のつもりなのです。師匠のところから来てくださった方がもしいらしたら期待はずれかも。ごめんなさい。(とりあえず謝っとくヘタレっぷり)

その前に、続けられるのかも自信ないです・・・。忙しいし・・・。東宝20回以上観る予定だからな(原因はそこか)

       ☆

kineさんが私のリクエストに応えて(?)詳細語りをしてくださったので(ありがとうございます!)、私も楊国忠について。

楊国忠を「黒い」場面中心に最前列からよーく見てみました。
(関係ありませんがkineさんが黒国忠判定されている場面はお衣装も白黒ですね。)

私には、「黒」というより「透明」に見えました。

妙に緊張しているように見えたんです、三姉妹との場面も、楊貴妃との場面も。
一生懸命無表情を装っているような、そんな感じ。
「ああ、このひと成り上がりなんだ。必死なんだ。」と思いました。

同じ成り上がりでも自ら目標を定め、勝ち取ってきた安禄山とは違う、タナボタで得た地位。
周囲も「イトコが皇帝をたらしこんだおかげ」とみているし、
自分でもその地位にふさわしいかどうか自信がないのに、宰相なんて「位人臣を極めて」しまって。

それでも、一度握った権力は手離したくない。手離せない。
気がつけば陰謀・奸計・暗殺が日常の日々。何かに追われて。何かに怯えて。
抜擢されたときは本気でお国のために役に立つつもりだったのに。こんな筈ではなかったのに。

けれど弱みは見せられない。
出し抜かれれば、成り上がりの自分、人の恨みを買っている自分には、死が待つのみ。

だから彼の日々は空虚。空っぽの自分。
人からうらやまれても、姉たちがはしゃいでも全部ヒトゴト・・・。


って、マクベスのイメージなのかな?マクベスだともっと血塗られてる感じだから透明にはならないけど。

えーっと、多分ね、しいちゃんの意図としてはkineさんのイメージなんだろうなと思うんですが。
何せしいちゃんだから、黒まで行かれなくて(笑)。無表情がね〜「冷たさ」じゃなくて、「緊張」とか「虚勢」に見えました、私には。
で、上記のようなイメージと相成りました。

kineさんと違って、私はやっぱりしいちゃんには根っからの悪人にはなってほしくないんだろうな。

いかがでしょう?>kineさん  (ってこれやっぱり全部私信だったらしい)

でもまだ言い足りないらしく。
「み」さん、kineさん、ひみつ日記書いてみました〜よろしくお願いしまーす〜。
下にも書きましたが、この日は後にも先にも2度とないだろう良席でした。
えっと、早い話が最前列のセンターだったんです、ごめんなさいごめんなさい。(誰に謝ってるんだ)

いや、もう・・・・(絶句) あんなに幸せな時間はありませんでした。
話すと減るのであまり話しませんが(←ケチなヤツです、すみません)。
ていうか言葉になんてなりませんよ。
言葉にするとすれば
「きれーでねー、すてきでねー、きれーでねー、すてきでねー、・・・・・(エンドレス)」ってなっちゃいますがな。

でも、今まで気づかなくて印象に残ったことを書き留めておく。

・笑顔。

白スーツでの銀橋、「第2の男」なのかケロなのか判然としない男と、ディアボロなのかトウコなのか判然としない男は振りの中で目を見交わす。

このときの、ケロちゃんの笑顔。
いつもは帽子に隠れて半分かせいぜい3分の2ぐらいしか見えない。横向きだし。
これが、間近で、全部見られた。

なんつー美しくて優しくてかっこいい笑顔をしてやがるんですかケロちゃんっっ!

ていうかトウコちゃんあんなとろけるような笑顔向けられてどうして溶けないんですか?
あのトウコちゃん人間だから良かったけど、悪魔ならあの笑顔の力で溶けて水になってるから絶対。いや力が強すぎて天使になっちゃうかも。(←変な童話かなんかと勘違いしてるらしい)

・ウィンク。

サテリコンなんですけど。
サテュロス3名が出てきてすぐ、ギャングたちが翻弄されるというか操られるように踊りますよね。ケロちゃんは上手側ですずみんサテュロスに翻弄されていて。
ケロちゃんが寝そべるような格好になって、すずみんに見下ろされる瞬間。

すずみん、ケロちゃんにウィンク、した?よね?

・・・・・・えーっと・・・・・何かすごいものを見たような・・・・・・・(思考停止)。

いやその、これはもしかしたら有名なことなのかもしれないのですが。
普段は私がケロちゃんしか見てないから気づかなかっただけで、前方席じゃなくても見えるのかも。

・・・・・いや、私すずみん嫌いじゃないけど。エレベーター事件のときも舌打ちまではしてないっすよ師匠!(私信)ただね、お笑い系というか・・・・ディナーショーの締めとしてはちょっと・・・・だって師匠は黒エンビのケロちゃんなのに! って何の話をしてるんだかわからなくなりました。ウィンクの件は思考停止したまま放置します。(と逃げる)

・玄宗。

最後の銀橋、ボロ泣きなんですね。涙がしたたり落ちてるのがよく見えて思わずもらい泣きしそうになりました。

玄宗のお衣装、足元が白のプリーツスカートを何枚か重ねた感じになっているものがあって、カワイイ。

他にも色々あった気がするけど思い出せない。
ケロちゃんがね、とにかくきれいで〜すてきで〜(エンドレス。すみません・・・・)

名なしさん。

2004年12月2日 宝塚
「陳玄礼って誰?」

某友人は言った。
星組東宝初日の夜、緑野師匠とともにお茶していたときのことだ。
彼女は他組ファンだけど、長安はムラで2回観てるはずなのに。

「ケロの役名だよ!」

鼻息荒く答え、友人は申し訳無さそうに「ごめん、知らなかった」と言ってくれたけれど。
私の頭を疑問がよぎった。

  あの人、舞台で名前出てきてたか?

えーとえーと、星原さんの声で「陳玄礼将軍」って聞いたことある気がするぞ。
うん、1回は呼ばれてる。
・・・・・・1回だけ?

本日夜の部、芝居での観劇テーマは「陳玄礼の名前は何度出てくるのか」。
今後2度と無いような良席だったので、出演者の美しさ、舞台の美しさに引き込まれながらも、
陳玄礼の名前が出てくるかどうか、を気にしていた。

結論。

1回だけでした。
星原さんの「陳玄礼将軍の申されるとおりです」だけ。

もしかしてこれ、ケロファン的には周知の話なのかも知れないけど、私はちょっとショックだった。
だって、あんなに愛してる皇帝様に1回も呼んでもらえてないなんて?!

皇帝ってば陳玄礼のこと何とも思ってなさすぎだから、もしや名前も知らないんじゃないの?
「あー、陳家の長男ねぇ、彼はよくやってくれてるよ(←おざなり。実際には何やってるかわかってない)」ぐらいな存在なんじゃないの?
可哀想すぎる・・・陳玄礼・・・。

李林甫のことは疎ましがってるにしても、「李林甫は仕事のことばっかり!」って少なくとも名前は知ってるし、一応相手のキャラを認識した上で相手してる。
高力士には甘えてばっかり。
安禄山は言わずもがなのお気に入り。
(そういう意味では、皇帝的には楊国忠と皇甫惟明もどうでも良さそうだけど。この2人は他の人の話題に上がることが多いから名前は頻出だ)

陳玄礼・・・・最も愛してるのに最も報われないんだ・・・。
でもその無償の愛がまた、ケロちゃんらしくていいんだけどね。(所詮ファン。笑)

ショーについて箇条書き。概ね私信?(笑)。

・緑野師匠お気に入りの、「しいちゃんの肩に腕をまわすケロちゃん」はなくなってました。
 しいちゃんがケロちゃんの肩に腕をまわし、ケロちゃんはしいちゃんの腰に腕をまわしてました。
・セレブと航海士はやっぱり何もなし。ケロちゃんひたすら愛想笑いのみ。組長がセレブに惚れまくってぐにゃぐにゃになってたから、そういう設定に変わっちゃたのかも。
・航海士さん、一等航海士さんの後ろに踊りに出てくるところ、上手側の乗客に軽く投げキスしてた。あんなことしてたっけ?
・水のインフェルノの後、銀橋で踊って一区切りつくところ、
 ムラではケロちゃんが掛け声かけてたと思うんだけど、初日とその後土日観たときはなくなってて、残念〜と思ってたら、今日はトウコちゃんがかけていた。
今週の頭から、母が我が家に泊まってる。実家をリフォームするので。
1LDKに母子同居。
基本的に仲は悪くないし、向こうも気を使ってくれてるし、普段ならそんなに困らないんだけど。

スカステが、見れません。

普通の番組ならいいんだ。
ニュースとか「それどう」とかはちょっとだけだけど一緒に見てたし。
(まとぶんを「美人さんねえ」と絶賛していた)

ケロちゃんの番組は、見れません、絶対。

DSとかフェアウェルとか見て、号泣してる姿なんて母にはみせられない。
いくら母が理解があるほうだと言っても、そんな姿を見たら宇宙の果てまで引いてしまう。
それ以前に、誰かと一緒に見てたら入り込めなくて泣くに泣けなさそうだ。
ヅカ友を家に集めてわいわいとスカステを見るのが好きな私だけど、こればっかりは、1回目はヅカ友もなしで、一人で見たい。

というわけで、DSとフェアウェルはHDDに、カフェブレイクはビデオに録ってあるけど、
見られるのは10日先の予定・・・・。

でも。アンテナが心配(時々倒れるのだ)だったので、放送時間には帰宅して、
10分に一回ぐらい、ちゃんと録画できてるかチェック。
その度映る一瞬の映像に「はうっ」ってなるけど母の手前平静を装い。

そんな不審な行動をしながら、
クリスマスツリーを飾った。
高さ40センチくらいの小さいものだけど。

今年はやっぱり白だよね、と。
ハンズで白系のオーナメントをいっぱい買ってきて。

白い雪の結晶と、白・・・は無かったので透明の月と、白い星。
雪・月・星の順で並べて。初舞台は月だったからもう1個いるかな。まあいいか。

カエルとテディベアも欲しいかも。白いの売ってるかな。(カエルは難しそうだ)

あとは天使の羽根と。ボンボンみたいなのと。ベルと。小さい星と。
リボンは太すぎて似合わなかったからもっと細いのを買いなおさなきゃ。
上から花嫁さんのベールみたいにレースをかけようかな、と思ったけれどそれは何だか悲しくなりそうなのでやめた。

白は、退団者の色。
千秋楽の1週間前には化粧前を始め身の回りのものを全て白にするのだという。
千秋楽当日にはファンも白い服を着て結集することが多い。
いつから始まった習慣か知らないけれど、
宝塚の色を落とし、真っ白になって再出発することを指しているのだろうか。

東宝初日の次の日に劇場に行く途中、シャンテの今年のクリスマス装飾が白ベースだと気付いた。
細かな金銀に、大きな白いリボン。
日比谷の街が退団者を見送ってくれているようで、嬉しい。

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